(趣旨)

第一条　この規程は、仙南地域広域行政事務組合危険物の規制に関する規則(昭和五十一年二月規則第一号。以下「規則」という。)の事務取扱手続きについて必要な事項を定めるものとする。

(仮貯蔵等承認申請の処理)

第二条　消防署長(以下「署長」という。)は、規則第二条第一項の規定による危険物仮貯蔵(仮取扱)承認申請書を受理したときは、危険物許可承認等文書処理簿(以下「処理簿」という。様式第一号)に記載し、関係事項を審査し、及び次の各号について調査し処理するものとする。

(設置等申請の処理)

第三条　署長は、規則第三条第一項の規定による製造所、貯蔵所又は取扱所(以下「製造所等」という。)の設置又は変更の許可に関する申請書を受理したときは、処理簿に記載し、関係事項を審査し、及び調査し報告書を添え、消防長に送付するものとする。

(完成検査申請の処理)

第四条　署長は、規則第四条第一項の規定による完成検査申請書を受理したときは、処理簿に記載し、当該申請に係る許可申請書と照合し、及び検査し報告書を添え、消防長に送付するものとする。

(完成検査済証再交付申請の処理)

第五条　署長は、規則第五条第一項の規定による完成検査済証再交付申請書を受理したときは、処理簿に記載し、仙南地域広域行政事務組合火災予防査察規程(昭和五十年消防訓令乙第一号。)第七条の規定による危険物施設基本台帳(以下「基本台帳」という。)及び関係書類と照合し、消防長に送付するものとする。

(完成検査前検査申請の処理)

第六条　署長は、規則第六条第一項の規定による完成検査前検査申請書を受理したときは、処理簿に記載し、関係事項を審査し、及び検査し報告書を添え、消防長に送付するものとする。

(許可指令書及びタンク検査済証再交付申請の処理)

第七条　規則第七条第一項の規定による許可指令書等再交付申請書を受理したときの処理は、第五条の規定を準用する。

(仮使用承認申請の処理)

第八条　署長は、規則第八条第一項の規定による危険物仮使用承認申請書を受理したときは、処理簿に記載し、関係書類を審査し、及び当該申請に係る変更許可申請書類と照合して調査し、意見を添え、消防長に送付するものとする。

(譲渡引渡又は種類数量変更届出の処理)

第九条　署長は、規則第九条第一項の規定による製造所等の譲渡又は引渡及び危険物の種類又は数量の変更の届出書を受理したときは、処理簿に記載し、及び関係事項を審査し処理するものとする。

(用途廃止届出の処理)

第十条　署長は、規則第十条第一項の規定による製造所等の用途廃止の届出書を受理したときは、処理簿に記載し、及び関係事項を調査し処理するものとする。

(保安監督者選解任届出の処理)

第十一条　署長は、規則第十一条第一項の規定による危険物保安監督者の選任又は解任の届出書を受理したときは、処理簿及び保安監督者選解任台帳(様式第七号)に記載し、及び関係書類を審査し処理するものとする。

(予防規程認可申請の処理)

第十二条　署長は、規則第十二条第一項の規定による予防規程制定変更認可申請書を受理したときは、処理簿に記載し、及び関係書類を審査し、意見を添え、消防長に送付するものとする。

(各種届出の処理)

第十三条　署長は、規則第十三条第一項の規定による届出書を受理したときは、処理簿に記載し、同項第一号、第三号及び第四号にあつては関係事項を審査し、及び調査し、第二号にあつては基本台帳及び関係書類と照合し、消防長に送付するものとする。

(申請取下の処理)

第十四条　署長は、規則第十四条第一項の規定による危険物製造所等設置(変更)許可取下申請書を受理したときは、処理簿に記載し、及び関係事項を調査し、意見を添え、消防長に送付するものとする。

(許可取止の処理)

第十五条　署長は、規則第十五条第一項の規定による危険物製造所等設置(変更)許可取止申請書を受理したときは、処理簿に記載し、及び関係事項を調査し、意見を添え、消防長に送付するものとする。

(処理の報告)

第十六条　署長は、第九条第二項若しくは第十条第二項の規定による処理をしたときは、そのつど、又第十一条第二項の規定による処理をしたときは、毎月における処理を一括して翌月の七日まで、消防長に報告するものとする。

(書類及び台帳の整理)

第十七条　消防長は、この規程により署長に返送したとき、又は前条の規定による報告(第十一条に係る報告は除く。)があつたときは、そのつど基本台帳を整理するものとし、第十一条に係る報告があつたときは、一括編冊しておくものとする。

(出張所又は分遣所における処理)

第十八条　出張所又は分遣所において、この規程による申請書又は届出書を受理したときは、収受日付印を押印し、すみやかに所轄署長に送付するものとする。

(公印の割印)

第十九条　消防長又は署長は、この規程により申請者に関係書類を交付するときは、そのとじ目に、当該書類に使用した公印を割り印するものとする。