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ごみの有料化について

ごみの有料化とは?

ごみの有料化とは,日常生活に伴って家庭から発生するごみについて,排出する住民自身が処理手数料の一部又は全部を税金とは別に負担する仕組みのことをいいます。
住民にごみ処理費用を直接負担いただくことで、ごみ処理やリサイクルについて意識することとなり、ごみの排出量抑制や分別徹底などの動機付け効果が期待できるとされています。
最新の統計では全国1,742自治体のうち、60.6%にあたる1,056自治体で有料化を実施しており、宮城県内でも平成9年に登米広域(平成17年度に合併し登米市),平成20年には仙台市がそれぞれごみ有料化を導入し成果を上げています。


仙南地域で家庭ごみ有料化を実施する背景について

  • 紙資源・容器包装プラスチックなど、資源ごみの分別品目を増やしてもやせるごみ・もやせないごみの減量化を図ってきているが、ごみの減量は微減の状況。
  • 最終処分場の容量が残り少なくなっており、新規建設用地を新たに確保することも非常に困難な状況。
  • 焼却施設の老朽化が進み、処理に要する経費が年々増加傾向。
  • ごみ減量化・資源化に協力いただく方がいる一方で、大量にごみを出し続ける方もいて、税による一律負担で不公平が生じている。

仙南地域における家庭ごみ有料化の目的

(1)ごみの減量化とリサイクルの推進
(2)ごみ処理費用の負担の公平化
(3)適正なごみ処理のための費用への活用


仙南地域における家庭ごみ有料化の主な内容について

家庭ごみ有料化パンフレット【PDF/3.18MB】

  • 平成24年7月1日からスタート
  • 有料化の対象は【もやせるごみ】と【もやせないごみ】
  • 【資源ごみ】は有料化の対象外
  • 住民がごみ処理手数料を含んだ指定ごみ袋を購入する形で有料化
  • 有料化の金額
    袋のサイズ(容量) 価格(1枚)
    L(45リットル) 50円
    M(30リットル) 40円
    S(20リットル) 30円
    SS(10リットル) 20円
  • もやせるごみ・もやせないごみの袋を共通化。
  • 袋の形状をレジ袋型に変更
  • 袋の大きさは、これまでのL・M・Sサイズに加えてSSサイズを新設

家庭ごみ有料化スタートまでの主な経過

平成12年6月 国が「循環型社会形成推進基本法」を制定。
平成13年10月 仙南地域の2市7町と組合による「仙南地域ごみ減量化推進連絡会議」を設置。
ごみ減量化に向けた取り組みを強化。
平成17年5月 国が「廃棄物の減量・適正な処理に関する基本方針」で『ごみ有料化』を推進するとの姿勢を示す。
組合理事会は仙南地域ごみ減量化推進連絡会議に有料化実施の可能性について検討を指示。
同連絡会議内に「ごみ有料化検討委員会(内部組織)」を設置。
平成19年5月 ごみ有料化検討委員会が検討報告書を取りまとめ。
仙南地域ごみ減量化推進連絡会議が内容を継続して検討。
平成21年5月 連絡会議の検討結果に基づき組合理事会において『ごみ有料化』を導入する方針を決定
平成22年2月 仙南地域の2市7町の住民代表で組織する「ごみ有料化等検討委員会(外部組織)」を設置。
並行して圏域住民へのアンケート調査を実施。
各市町において住民懇談会等を開催し、住民からの意見を取りまとめ。
平成22年11月 ごみ有料化等検討委員会が答申書を提出。
平成22年12月 組合理事会において、制度内容等を定めた「ごみ有料化実施計画」を決定。平成23年10月の実施を予定。各市町において住民説明会等をスタート。
平成23年3月 東日本大震災発生。制度開始を平成24年7月に延期。
平成24年7月 制度開始

各家庭での負担増は?

 仙南地域の家庭ごみ(もやせるごみ・もやせないごみ)の年間排出量を世帯数で割ると、1世帯(2.8人)あたりの排出量は562kg/年。Lサイズ(45g)の有料指定袋には約5kgのごみが入るので、年間の必要枚数は約112枚。Lサイズの袋は1枚50円なので、1世帯あたりの年間負担額はおよそ5,600円≒6,000円、月に500円程度となります。


有料化による収入額は?

有料化の実施に伴う収入は平成24年度で約1億200万円を見込んでいます。
これは有料指定ごみ袋を販売することで得られる収益から、袋の製造及び流通に要する経費、指定袋の販売店における売りさばき手数料などを差し引いた額です。

 

家庭ごみ有料化に係るごみ処理手数料の歳入内訳

家庭ごみ有料化にあわせて取り組む事業

  • 毎月1回第3日曜日と祝日に施設をオープンし、ごみを受け入れます。(平成23年4月から先行して実施しています)
  • 不法投棄防止に向けて車両用マグネットを作成し、構成市町及び組合の公用車に貼付
  • 自治会等での清掃奉仕や違反ごみの再分別のためにボランティア袋を新たに作成

指定ごみ袋の変更の流れ

指定ごみ袋の変更の流れのイメージ

指定ごみ袋販売店一覧

ステッカー仙南2市7町では、家庭ごみ有料化に伴い、「もやせるごみ」・「もやせないごみ」袋がどちらにも使用できる【共通指定ごみ袋】になりました。
「共通指定ごみ袋」は、「指定ごみ袋販売所」のステッカーが貼ってある次の店舗にて販売しています。(市町名をクリックすると一覧表が表示されます。)

白石市 ・角田市 ・蔵王町 ・七ヶ宿町  ・大河原町 ・村田町  ・柴田町
川崎町  ・丸森町  ・上記市町以外


お問い合わせ

業務課
〒989-1264 宮城県柴田郡大河原町字新青川1番地1
TEL:0224-52-2870  FAX:0224-52-2660   e-mail:gyoumu@az9.or.jp

仙南クリーンセンター
〒981-1517 宮城県角田市毛萱字西ノ入43-11
TEL:0224-65-3000   FAX:0224-65-3331

仙南リサイクルセンター
〒989-0831 宮城県刈田郡蔵王町大字平沢字新並124-104
TEL:0224-33-2225  FAX:0224-33-2226